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私について
私が経験したことは、
- 保育大学卒業、保育士資格、幼稚園教諭1種免許取得。
- 2019年 産休、育休取得。長男を出産
- 2020年 1歳で保育園に預けフルタイムで職場復帰。
- 2021年 転職
- 2022年 産休、育休取得。次男を出産
- 2023年 次男も1歳で保育園入園、フルタイムで復帰
これらの経験を元に、3年前の長男の保育園入園時に悩み、ワーママとして出した結論を記します。当時の私は、「育休明け 仕事 復帰したくない」「保育園 預ける メリット」で先輩ママさんの記事を読み漁る検索魔でした。
今後同じように悩むどなたかに、こんな考えもあるんだなと参考にしてもらえたら幸いです。
育休復帰前に大切なことは2つ
私が考えた育休復帰前に大切なことは「保育園のメリットを知ること」と「ママがマインドチェンジすること」の2つです。
「1歳から保育園に預ける」ことに否定的な意見の方ももちろんいらっしゃると思います。
自宅で保育することを選ばれた方を否定するつもりは全くありません。
私自身、保育園には行っていませんし各家庭の保育者の方の考えがあると思います。
保育園は見方を変えれば(ママと離れる時間が長い等)デメリットと捉えられることもあるでしょうし、どちらを選ぶかは子育てをする方自身で決めることだと思っています。
この記事はあくまでも、保育園に預けることを決めたけど本当に良かったのか悩む方、あと一押し誰かに背中を押してほしいという方、職場復帰を控えた方に向けて書きました。
ただただ保育園のメリットを伝えたい一心でパソコンに向かっています。
賛否両論あるかもしれませんが、どこにでもいるとあるワーママの価値観と思って大目に見てくださると嬉しいです。
また、園によって保育方針は違うので全ての園が当てはまる訳ではありませんが、一例として参考にしてください。
保育園のメリット
年齢に合った遊びをしてもらえる
私は実際に保育園で働いてはいませんが、大学時代に保育実習のため2か所の保育園に行った経験があります。そこで現場の先生達に、実習生として指導してもらいました。
先生達は子どもたちとただ遊んでいるだけではありませんでした。
「子どもたちにこうなってほしい」という年齢と発達に合ったねらいがあります。
保育士は毎月指導案というものを作成して、それぞれの年齢に合った遊びを考えています。
つまり、専門的な保育のプロとして遊んでくれています。
何気ない日々の遊びにも、その月にはどんな成長を促してどうなってほしいのか、全てねらいがあります。
私はそのことを実習で学んでいたので、今でも保育園の先生方に全幅の信頼を置いています。
余談ですが、私の大学時代の友人達は保育園や幼稚園で働いており、とにかくみんな子どもが大好きで、熱い思いを持って仕事に向き合っています。
きっとどの先生も子どものことが大好きだと思いますので安心していいと思います。
季節ごとにイベントがある
これは園によって方針があるので必ずしもそうとは限りませんが、長男が通っている園では季節ごとの遊びやイベントを大事にしてくれています。
春は親子遠足、夏にはプール遊び、夏祭り、年長組になるとお泊まり保育もあります。
秋は運動会、作品展。どんぐりやまつぼっくりを持って帰ってくる日もありました。
冬にはクリスマス会(サンタさんが来ます。)、節分集会(赤鬼青鬼さんが来ます。)、遠足、年長組さんのお別れ会があります。
私はズボラでめんどくさがりなので、家では準備と片付けが億劫な粘土遊びや絵の具遊びも園でたくさんしてくれて助かっています。絵の具を使って毎月作品を作っているので年度末に持ち帰るのも楽しみのひとつです。
毎月お誕生日会があり、自分の誕生月にはみんなの前でお祝いしてもらって、手形と写真付きの絵本を持ち帰るので子ども自身も楽しみにしています。
栄養バランスの考えられた給食がある
長男の通う園には栄養士さんがおり、バランスの良いメニューを給食で食べています。一日でお昼に栄養のある食事が取れているだけでワーママとして気持ちが楽になっています。
また、年長組さんの育てた野菜を調理してもらって食べる日もあるそうで、賃貸住みで庭のない我が家では経験させてあげられないことなので、保育園のありがたさを実感しています。
集団生活のルール、規則正しい生活習慣が身につく
お友達と喧嘩になったとしても、保育のプロの先生が仲介に入ってくれるという安心感があります。
教えていないのに、「貸して」や「順番こ」が自然とできていたのを見たときには感動しました。
保育園で出来たたくさんのお友達と毎日思いっきり遊べて我が子は幸せ者だなと思います。
また、決まった時間に食事、お昼寝をしてくれるので、規則正しい生活習慣が身に付きます。共働きで平日ほぼワンオペの我が家は、夜寝るのが遅くなってしまう日もありますが、翌日保育園でお昼寝できると思えるだけで少し罪悪感が減ります。
トイレトレーニングをプロにアドバイスしてもらえる
これは私が2022年に実感した保育園のありがたさ№1だったので、声を大にして言いたい項目です。
(0歳、1歳で保育園に預けるママさんにとってはまだ先の話ですが、いずれ通る道なのでメリットとして記載しておきます。)
我が家は2022年、長男が3歳の年に次男が産まれたので、長男は赤ちゃん返りもあり精神的に少し不安定で、トイレトレーニングがなかなか進みませんでした。
長男は元々、環境の変化に敏感なところがあるのですが、産後の不安定な時から担任の先生がいつも長男に寄り添ってくれ、長男のペースでトレーニングパンツで過ごせる時間を増やしていってくれました。
おかげで家でほとんど漏らすことなく、トイレでおしっこをする習慣がつき、先生方には感謝です。
経験上、インターネットで検索するのはおすすめしません。(他の子の時期は目安にしかならないのと、すでに出来ている子のことを見て落ち込むのを防ぐために私はしませんでした。)
ママのマインドチェンジ
保育園のメリットを理解したうえで、最後は自分自身が納得することが何より大事です。
極論ですが、誰に何を言われても自分と子供が幸せだと感じていれば、保育園に預けても預けなくても、どちらでも幸せだと思います。
1歳で保育園に預けてまで働く必要はあるのだろうか、もっと一緒にいてあげた方がいいのではないか、何度も自問自答しました。
私なりに出した結論は、まずママ自身が保育園に行くことは子どもにとってプラスなんだと思うこと、子どもと一緒に頑張るマインドで仕事に行くということでした。
「子どもと一緒に頑張るマインドで仕事に行く」に至った過程を記してみます。
子どもにとって何が幸せか考える
「子どもと離れたくない、ずっと一緒にいてあげたい」
自然と生まれる親心は私にもありました。ただ、色々考えているうちにそれってもしかしたら私(親)のエゴなのかもしれないなーと思えてきたんです。
子どもにとって何が幸せなのか?
ママと四六時中一緒にいることだけが幸せなのか?
もし子どもにとってママと四六時中一緒にいないと子育てに何かマイナスな問題があるのなら、まず保育園が存在していないはず。
先生たちは保育のプロで、年齢に合った遊びを知っているし、季節ごとのイベントも大切にしてくれる。たくさんの友達もできます。
私が1歳以降もし家庭で保育したとして、保育園以上の学びや気付きを我が子に与えてあげられるのだろうか…。人見知りな私は、地域の子育て支援センターに行くのは苦手だし、先生達みたいなバリエーションある遊びをしてあげられる自信もない。
私は自分にできること=将来の我が子のために仕事復帰して稼いでこよう!と思えるようになりました。
子どもの人生の第一歩と考える
いつかは自分の元を離れて巣立って行く我が子。生まれた時からその子の人生はスタートしているわけで、我が子の人生はママのものでもパパのものでもないんだと気が付きました。
我が子がこれから歩んでいく長い長い人生の、記念すべきはじめての大きな一歩が保育園。
この世に産まれてから毎日ママとべったりだった我が子が、たくましく外の世界に飛び出していく。そんな我が子を「かわいそう」ではなく、「誇らしく」思うことにしました。
「うちの子なら出来る!」と、ママである私が誰よりも信じてあげたいなと思いました。
もちろん、今まで24時間ママとずっと一緒だった生活から、何時間も外に出て離れ離れになるのは事実です。親子共に最初はつらいかもしれないし、変化が大きすぎるかもしれません。
ですが、今保育園に預けなかった場合でも、数年して幼稚園に行かせる家庭は多いと思います。
遅かれ早かれ、子どもは外の世界へ飛び出します。どのタイミングで子どもにその機会を与えるか、それが少し早かっただけなんだと捉えました。
かわいそうって思う必要なんてないんだと思えたら、気が楽になりました。
保育園は仕事に行ったママを待つためのかわいそうな場所ではなく、多くのことを学べる楽しい場所なんだとマインドを変えていきました。
まずママ自身が心から、保育園に行けることは嬉しいこと、保育園って慣れたら楽しいところなんだよと思えることがマインドチェンジの第一歩かなと思います。
私が「保育園に預けてかわいそう、ごめんね」と思っていたら子どもは「自分はかわいそうなんだ」と感じてしまうかもしれないと思って、かわいそうと思うことはありませんでした。
帰宅後や週末の過ごし方にフォーカスしてみる
限られた帰宅後や登園前の時間、週末をどうやって濃く過ごすか考えることにフォーカスしてみるのもおすすめです。
長男はよく「今度のお休みは○○しない~?」と提案してくれて、家族みんなでそれを楽しみに平日を乗り切っています。「今日は○曜日だからあと○日!」と一緒にカウントダウンしていると、気付いたら曜日と数の勉強にもなっていました。
最後に…
こんな自己満足の記事を最後まで読んでくださったことにまずお礼申し上げます。
職場復帰を控えて色々悩むということは、責任感が強くて優しいママなんだと思います。
出産してから今まで、一生懸命我が子と生きてきたこと、小さな一つの命を大切に育ててきた、それだけで立派だとまず自分自身を褒めまくりました。(誰も褒めてくれないので)
我が子とは、共に外の世界で頑張る同志のような関係になろう、そう思いながらフルタイムでワーママをして3年目です。
最後に、私が意識している声かけを紹介します。
「ママもパパもお仕事がんばるね」「一緒にがんばろうね」
(休み明けで行きたくないと言うとき)「月曜日だもんね~行きたくないよね~わかるよ~ママも一緒だ~」
保育園に行きたくないと言う日も親子で朝寝坊したい日も、家でゆっくりしたい日ももちろんあります。
そんな時は週末を楽しみに、家族みんなで頑張ろう!と自分に言い聞かせています。
我が子との時間が限られた時間だからこそ、より大切に出来るんだと思います。
以上が、いつも全力で我が子と向き合い、保育園に預けて職場復帰することを決断をしたママさんへ贈る言葉です。いつも家事に育児にお疲れ様、私たち!
最後まで読んでいただきありがとうございました。