読書記録

ジャーナリング初心者の方におすすめなのは書く瞑想

頭の中がよくごちゃごちゃになる私にとって、これからの人生のお供にしたい一冊になりました。

書く瞑想は習慣化コンサルタントの古川武士氏の著書。(ダイヤモンド社)

私は元々書くことが好きなので、モヤモヤするとジャーナリングを定期的にしていました。

この本は、ジャーナリングの型がしっかり決まっているので、ジャーナリングってなんぞや?という方や、気持ちを書くって言われても何も書けない、という方にまず書くことの入り口としておすすめしたいです。

物の片付けも、思考の片付けも、
自分の価値観と照らし合わせて要不要をまず仕分け、それから不要なもの(こと)を減らしていくことでシンプルに生きられる。

そもそも私はこの「自分の価値観」「自分らしさ」がわかっていませんでした。
価値観が定まっていないから自分軸がブレブレで今まで生きてきました。

自分も我が子も人と比べて、見えない何かに追い詰められて、いつもイライラ。
うまく出来ない自分は棚に上げて夫への不満ばかり出てきてしまう。

特に昨年次男が産まれてからは、2人育児をワンオペでこなしている時はすぐキャパオーバーして長男を怒ってばかり。
自分を変えたい、でもどうしたらいいのかわからない、そんな日々をずっと過ごしてきました。

この本に出会えて、自分で自分を客観視できることが格段に増えました!

まず毎日15分の書く瞑想で自分の気分を下げたこと、気分を上げることを改めて文字におこしてみると、著者も書いていたけど滑稽なくらいいつも同じことでイライラしてることに気付かされます。

気分を下げたことを箇条書きにして書き出すだけでも浄化効果があり、メリット大でした。

数日続けていると、著者の言う通り本当に段々気分を下げた放電ログが減ってきて、絞り出さないと思いつかない日もあるので不思議です。

放電ログを書き出したあとにフリートーク(ジャーナリングっぽい)を思いつくまま書いていると、気分を下げた出来事自体はマイナスだったとしても、捉え方が変わったり、解決策を考えたり、前向きな対応が出来るようになりました。
特に、もうすぐ4歳の長男のおふざけへの捉え方が180度変わりました。

そして先日、月1回のワークでこの書き溜めたログとフリートークを振り返って、価値観を深掘りしました。

このワークは1度して終わりではなく、毎月0ベースで書くことで価値観が少しずつ明確になるそうです。

このワークをしてみて、読みっぱなしになっている本が沢山あるので、読書記録をアウトプットできるようになりたいという願望にも気付けました。

企業が経営理念や長期目標を掲げるのと同様に、個人も自分の価値観と最終的な人生のゴールを明確にすることが大事なんだと実感しました。

そうすれば、なんてことない一日の積み重ねも、自分のゴールのために必要な一歩だと感じられるはず。

毎日15分でも、積み重ねると1週間で105分、1か月で450分=7時間半にもなる。

毎日コツコツ、自分を信じて地道に頑張れる人になりたいものです。

3日坊主の怠け者ですが、家族とのご機嫌な未来のために、頑張りたいと思います。
文字にすると綺麗事に聞こえますが、変えられるのは自分と未来だけだなと痛感しています。

グッときた著者の言葉
𓅪生き方の指針、幸せの基準は自分の中にしかありません。